パーティプレイにおける指摘のあり方

RO界隈を色々と見てまわっているとDQ10のベータ版が好評のようで、PC版が発売されたらはじめたいというROプレイヤーが多いですね。

序盤、大きな街に着いて、他の大陸へ旅立てるようになるまでがダルいものの、そこを超えれば世界が広がって面白くなるので頑張ってください。

あと、途中で選んだ種族によって最初のイベントが変わります。Wii版をプクリポでやったので、PCのベータ版ではウェディを選んだんですよ。プクリポのときは重くて長い話だったのにウェディだとあっさりとした展開で『えっ?』と思いました。ロマサガ1でつい見た目からアイシャを選んでしまった時のような絶望感とまで言いませんが、選択によってファーストインプレッションが変わるかも。

さて、ROですが、滅多にいかない大人数の臨時PTへ潜り込みました。そこでの出来事を書いてみます。

イベント中に一度ぐらい行っておくかとET臨時に参加したときのこと。

メンバーの中にはBOSSの狩りに不慣れな人もいたようで、25Fあたりからグダグダになりました。慣れた人からの厳しい指摘が飛びかい、雰囲気が悪くなって途中でPTを抜けた人がいました。

慣れた人にとっては、指示をしても聞かない、何度も同じ過ちを繰り返すからイライラする、消耗品を浪費してしまうなどの不満が溜まっただろうし、一方で不慣れな人は、どうして命令されなければならないのか、何度も指摘されてキツイ、言葉遣いが荒くしないでほしいなどと悲しい気持ちになったのでしょう。残念なのは双方とも楽しく遊びたかったのに楽しめなかったことです。

慣れた人が不慣れな人を指摘・指導する方法論として『コーチング』があります。過去に、コーチングに関する本をいくつか読みましたが、褒めれば伸びる人、厳しくすれば伸びる人、様々なので相手によって指摘の仕方を変える必要があるそうです。

つまり、臨時PTのような場で初対面の人となりも知らない相手に何かの指摘をすること自体が誤りかと。

ちなみに私は、特に親しい人以外に対してはアドバイスせず黙っていることにしています。

ついでに言うと、議論の類も嫌いなんですよね。狩りの後の反省会が大っ嫌いで、そんなのどうでもいいから、磯野!狩りに行こうぜ!派です。

こうしたらいいとか、ああしたらいいというのはそれなりに知ってるし、言えると思うんですけど、説明が面倒というか、トラブルに発展するリスクを冒してまでわざわざ言いたくないし、もっと言えば、議論しても建設的にやれないことがわかっているから、やるだけ無駄。

過去にこのブログでも書きましたが、例えば多段ヒットするスキルでの確殺の話をする際に数学を知らないのでは、議論の壇上にもあがれず、感覚的な雑談に終始してしまいます。それはそれでお喋りとして楽しいのかも知れませんが、私にとっては何も収穫がないので面白く無いです。

それに論理的な裏付けのないまま議論をすると、結局は声の大きい人が勝ち、誰も内容の正確性を検証しないので意味が無いどころかむしろ有害なんですよね。高尚な議論をしているようで、ただただ自らの主張を声高に叫ぶだけの独白大会ではないかと。

話を戻します。

慣れた人も不慣れな人も両方楽しくやっていくためには、概ね、不慣れな人が努力しなければなりません。

不慣れな人が時間をかけて、狩り方を誰かに聞くなりググるなりして下調べを済ませておけば、慣れた人は基本的なことを指摘する必要がなくなり、争いの種も少なくなります。

あと、分からないことはプライドを捨てて素直に聞くべき。私もすぐ専門家を頼ってしまうのですが、相手の時間を奪っていることは忘れないようにしています。

もちろん、高々ゲームに努力なんかしたくないし、指摘もいらない、自分は自分の好きにするんだから放っておいてくれ、というなら、そういう考え方もあるんじゃないですかね。ただ、そんな反抗期の子供のような姿勢で他人と絡むと皆に迷惑を掛けてしまいます、よ。

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