ベアドールcをどの盾に刺すべきか

先月、ベアドたんから名刺をもらったはいいけど、ストーンバックラーか、ガードか、はたまたヴァルキリーシールドか、どれに刺せばいいか迷ってた。

結論を言えば、+7ストーンバックラーに刺すのが一番いい。

持ちキャラのVit支援ハイプリで使う場合、どっちがいいのかを考えてみる。

ベアドールc刺しの盾が役立つのは不死種族mobたくさんの名無しと一部のBOSSだけで、他の狩場では全く役に立たない。

名無しに絞って考えるとこの盾を使う職は壁とハイプリ。どちらもStr初期値なことが多い職で、壁はアイス、ハイプリは青石がとても重いのでなるべく軽い装備で行きたいところ。Str1ハイプリの最大所持量は2630なので、50%にならないぎりぎりの重量は1314。とても少ない。

そこで、できるだけ軽い装備の組み合わせを考えてみる。

(1) 頭上段・体・左手

装備 パターンA パターンB
頭上段 マグニキャップ(重量100, Def5) ムナック帽(重量30, Def5精錬不可, 頭上中下段)
ウルキャップ(重量50, Def3)
オーディンの祝福(重量250, Def6) ディアボロスローブ(重量30, Def6)
オルレアンの制服(重量30, Def2)
左手 ストーンバックラー(重量150, Def3) ガード(重量30, Def3)
ヴァルキリーシールド(重量50, Def3)
合計 重量500, Def14+5
現実的な精錬値+21
重量90~180, Def8~14
現実的な精錬値+8~18

マグニセットは極端に重い。足枷並み。一方、それ以外の装備は軽い。

ガードとヴァルキリーシールドを比べたとき、重量20の差はさておき、ヴァルキリーシールドの特徴である、水、火、闇、不死の属性耐性20%。Mdef+5が名無しでどれだけ生きるのかを考える必要がある。そもそも闇と不死は闇服によって耐性100%で、水属性攻撃をするmobはいないので、火属性攻撃のFBlとMSに対する耐性しか生きてこない。しかし、どちらも弱いのでVitハイプリが痛手になる攻撃ではない。

値段の差が100倍以上あるので、ガードの精錬値をあげて固くしたほうが良さそう。これを書いている時点で、価値的には+7ガード<未精錬ヴァルキリーシールドとなっている。

(2) 頭中段・頭下段

合計Def2以上になる組み合わせをいくつか。昔ながらの定番・オペラ仮面は重いので却下。

装備 パターンA パターンB パターンC
頭中段 レギンレイヴの翼(重量80, Def1) いたずらな妖精(重量20, Def1) タナトスの憎悪仮面(重量10, Def3)
頭下段 甘いキャンディ(重量10, Def1) 甘いキャンディ(重量10, Def1)
合計 重量90, Def2 重量30, Def2 重量10, Def3

レギンレイヴの翼には水、火、闇、不死の属性耐性3%が付いているけど、ヴァルキリーシールド同様、火属性のダメージ軽減にしか役立たない。そう考えるとパターンBやCのほうが軽くて良い。いたずらな妖精には完全回避+3がついているので平均ダメージが最も低くなる。値は張るけど。

(3) 肩・足

ディアボロスシリーズは高価なだけあって軽く、タイダル・ウルスカセットもなかなか。最近はタイダルもウルスカも100k以下で投げ売りされているので、+7を作るのも容易になってきた。

しかし、大半のハイプリはV肩を着けていく気がする。完全回避は偉大なり。

ヴィダルのブーツやシューズは重いものの、未転生でも使えて、コストパフォーマンスも良い。

肩のcはレイドリックで。

装備 パターンA パターンB パターンC パターンD パターンE
マフラー(重量40, Def2) マフラー(重量40, Def2) ウールスカーフ(重量50, Def3) ディアボロスマント(重量25, Def5) ヴァルキリーマント(重量50, Def3)
ヴィダルのブーツ(重量65, Def4) シューズ(重量40, Def2) タイダルシューズ(重量30, Def3) ディアボロスブーツ(重量25, Def4) ディアボロスブーツ(重量25, Def4)
合計 重量105, Def6
現実的な精錬値+14
重量80, Def4
現実的な精錬値+14
重量80, Def6
現実的な精錬値+14
重量50, Def9
現実的な精錬値+8
重量75, Def7
現実的な精錬値+8

(4) 上記の組み合わせ例

名無し3でハイプリが使う青石(重量3)の個数は1時間で70~250個と言われています。

これを踏まえていくつかの組み合わせを考えてみた。意外とマグニセットも持ててしまう。

装備 パターンA パターンB パターンC
頭上段 マグニキャップ(重量100, Def5) マグニキャップ(重量100, Def5) ムナック帽(重量30, Def5精錬不可)
頭中段 いたずらな妖精(重量20, Def1) いたずらな妖精(重量20, Def1)
頭下段 甘いキャンディ(重量10, Def1) 甘いキャンディ(重量10, Def1)
オーディンの祝福(重量250, Def6) オーディンの祝福(重量250, Def6) ディアボロスローブ(重量30, Def6)
左手 ストーンバックラー(重量150, Def3) ストーンバックラー(重量150, Def3) ガード(重量30, Def3)
ヴァルキリーマント(重量50, Def3) マフラー(重量40, Def2) ヴァルキリーマント(重量50, Def3)
ディアボロスブーツ(重量25, Def4) ヴィダルのブーツ(重量65, Def4) ディアボロスブーツ(重量25, Def4)
合計 重量605, Def23+5
現実的な精錬値+29 (実Def+20)
不死種族耐性30%
無属性耐性25%
重量635, Def22+5
現実的な精錬値+35 (実Def+25)
不死種族耐性30%
無属性耐性20%
重量165, Def21
現実的な精錬値+19 (実Def+13)
不死種族耐性40%
無属性耐性25%
ゾンスロ
被ダメ
112~217 – 減算Def×0.26 114~222 – 減算Def×0.28 123~238 – 減算Def×0.22
バンシー
被ダメ
312~489 – 減算Def×0.38 319~500 – 減算Def×0.40 399~626 – 減算Def×0.38
青石数 236個 226個 383個

被ダメはアスムあり、囲まれ補正なしのもの。減算Defは最小値が Vit×0.8 、最大値が (Vit×0.5) + (Vit×Vit ÷ 150) – 1 となる。Vit100なら80~115。

パターンAはマグニセットを持ちつつ、他の部位には軽い装備を付けたもの。

パターンBはパターンAをベースに未転生でも可能な組み合わせ。支援プリなら青石200個でも十分。

パターンCは軽い装備だけを選びつつも、そこそこの硬さを求めたもの。

上の表は武器・アクセサリーや消耗品の重さを勘定に入れてないので、実際には持てる青石の数が減る。

Vit100未達成で緑POTまで持たねばならないとなると、治癒の杖、アクセサリー2個、風レジポ3個、緑POT3個、かぼちゃパイ40個で重量 133にもなる。これは青石約45個分に相当するので、パターンBでは青石切れが起こってしまうこともありそう。白POTやWSPを持つとさらに重量が厳しくな る。

だから、消耗品をたくさん積みたいときはパターンCでないときつそうだ。

そう考えると、ベアドールcはガードに刺したほうが良さそうに思えるが、パターンCのガードを石盾に変えても持てる青石の数が40個減るだけで済む。

また、あとでパターンAに移行したくなったとき、ガードではパターンAほどの硬さが実現できない。

石盾で作っておけば、持ちたい青石の個数に合わせて、装備の組み合わせを柔軟に変えられそう。

もっとも、 パターンCのような非マグニセットの場合、バンシーからの被ダメが100程度あがるのを覚悟しなければならず、ネクロセット にバンシーの混成部隊がやってくると苦戦しそう。どの敵もAspdが早く、約0.7秒おきに攻撃してくるので、バックサンクだけでは耐えられない場合も。

…と考えて納得したので、+7不死石盾を作りましたとさ。

追記(2010/06/04):

新アイテム『タナトスの憎悪仮面』やヴァルキリーマントも比較対象として追加しました。

2 Comments.

  1. この表を見て思ったのは、オデンをD服やオル服にするだけで、重量が220も軽くなるみたいだね。
    その分DEFは下がって被ダメも上がるけど、この重量は魅力だなぁ。
    D服・・・考えてみるか。

    PS:毎回考察ありがとう。色々参考にさせていただいております。

  2. 各種c刺しの+7D服を買いそろえればDef下がらないよ(^^)

    海外鯖だと課金アイテムで所持量増やせるみたいだから、jROに実装されたらもう重さに悩まなくてよさそう。